臥龍(がりゅう)の旅ブログ

愛車クリッパーリオで車中泊の旅に出ます

初車中泊に失敗した

 「車中泊」用にクリッパーリオを手に入れましたので、次は車中泊ギアを揃えていきます。

 

 ただし、私は「車中飯は作らない」「車をDIYしない」を車中泊のコンセプトにしたいと思っていたので、それに合ったギアを揃えていこうと思います。

 

 そこでまずは、最低限必要なギアを検討します。

 

 ①荷室の段差解消用マット

 ②ベッド

 ③目隠し用シェード

 ④収納ケース

 

というところでしょうか。これらがあれば車中泊は出来ると思いました。

 

 ①荷室の段差解消用マット

 

 クリッパーリオの荷室は「商用バン」並みに広く、セカンドシートを倒せば、運転席と助手席を倒さずとも寝るスペースが確保できます。

 

 しかし、残念ながらフルフラットにはなりません。

 

 荷室とセカンドシートを倒した境目に段差が出来ます。

 

 この段差解消の方法として、YouTubeなどを見て採用したのが「ジョイントマット」の利用です。

 

 ホームセンターなどいろいろ見回ったり、アマゾンで調べましたが、「ニトリ」のものが一番安く「60cm✕60cm、厚さ1cm」が4枚組で1,000円でした。

 

 これを2セット買い、2段重ねにしました。

 

 荷室の微妙な凸凹とセカンドシートとの段差がこれでほぼ埋まりました。

 

 しかし、セカンドシート留め具が飛び出ているので、その部分が浮いています

 ベッドを敷くと気にはならなかったので、そのままにして初車中泊をしましたが、その後その部分をハサミでカットしました。

 ところが金具部分が、シートより上にはみ出てしまったので、もう1セット購入しなければならないかもしれません。

 こんな感じになってます。左右に少し隙間がありますが、気にならない程度です。縦はまさにピッタリです。

 ②ベッド

 

 ベッドは、「ホームセンター ムサシ」で見つけた

「座布団ロング」(税込み4,818円)を使うことにしました。

 厚さ13cmで荷室の微妙な凹凸が気にならなくなり、硬さも私には合っていました。

 初車中泊は家の駐車場でしたのですが、この「座布団ロング」に敷き布団を敷き、毛布、掛布団で寝ました。

 

 当日の姫路の気温は14°前後でそれほど寒くは無かったので、この装備で寒さ対策は十分できました。

 

 ③目隠し用シェード

 

 初車中泊には、間に合いませんでした。

 

 そのため、寝るときに街灯や近所の家の灯りが気になりました。

 

 シェードは、暑さ寒さ対策もできる吸盤タイプのものが良いそうですが、吸盤が劣化するという話なので、マグネット式のものにします。

 

 購入したのは、以下のものです。

 ネット上では、「セイワのカーテンで十分」という意見がありましたので、フロント用とリア用で2枚買おうかと思いましたが、クリッパーリオに上手くフィットしなかったらいやなので、1枚だけにしました。

 

 こちらの商品は、フロント用にする場合は、サンバイザーに鉄板入りマジックテープを巻き付け、それにカーテンの磁石をくっ付けて取り付けるというものでした。

 

 両サイドは、直接マグネットを付けることが出来ました。

 

 サイズ的には、クリッパーリオのフロントと運転席、助手席の両サイドまで十分覆うことが出来ましたが、やはりサンバイザーへの取り付け方がちょっと気に入らなかったので、もう1枚は別の商品を買うことにしました。

 こちらの商品は、サンバイザーにクリップで挟み込むタイプです。

 

 生地も厚手で、車内側が星柄なのもおしゃれな感じです。

 

 磁石もセイワ製のものよりも少し強い感じがします。

 

 また、ウインドウ周りに鉄板が出ていなくて、磁石が直接つかない部分に対応するための金属フックが付属しており、それを使ってリア用にしたセイワのカーテンを上手く付けることが出来ました。

 

 両側スライドドアの窓用にも同じメーカーのもの(幅100cm)を買いました。

 

 しかし、こちらの商品の布は(遮光性は十分なのですが)ポリ製で薄く、フロント用に買ったものと同じ厚手生地と期待していたので、ちょっと残念でした。

 

 ④収納ケース

 

 これは、「リス トランクカーゴ50L」(税込み3,618円)にしました。

 今後、別サイズも買い足していくつもりです。

 

 この「リス トランクカーゴ」は、無印などにОEMされています。

www.muji.com

 こちらは、税込み2,490円とリスのものに比べて安いです。

 

 リス(左)、無印(右)

 ほぼ同じに見えますが、蓋の形が違います。

 リスのものは蓋の縦横の中央が凹んでおり、左上の写真のようにベルトをこの位置に合わせて結ぶと横ずれしないように工夫されています。

 ところが無印の商品には、この凹んだ部分が無いのです。

 クリッパーリオにはルーフキャリアが付いてますので、荷物を載せたときにベルトで固定することを考えると値段は高いですが凹みのある「リス」の商品を選ぶほうが良いと思いました。

 

 さて、実際に車中泊しに行く場合は、もっと装備を整えなくてはなりませんが、初車中泊は家の駐車場でと決めていましたので、とりあえずこれでお試し車中泊をすることにしました。

 

 ところが、なんとお昼ご飯が悪かったのか、晩ご飯が悪かったのか、お腹がメッチャ痛くなり、家のトイレに十回くらい駆け込むことになってしまいました。

 

 遠出しなくて本当に良かったです。

 

 こうして初車中泊は大失敗に終わりました。

 

 お腹の調子は良い方では無いので、今後遠出して車中泊した際にはトイレ事情が相当良い場所を選ばないといけないと思いました。